コンポストの収穫時のふるいがけ
またしても久々のブログ更新です。前回から3か月以上経っていました。時がたつのが早い(-_-;)
今日は、コンポストの収穫について書きますね。
うちのコンポストは、堆肥枠を3つ使用するシステムです。1番の枠がいっぱいになれば、2番に移動し、また次の1番がいっぱいになれば、2番を3番に、1番を2番に、と順番に中身を移動させていきます。3番の枠にきて、しばらくすれば完成、収穫となります。
ここで、完成、と書きましたが、実際は完成ではありません。木の枝や、固めの葉っぱ、トウモロコシの芯、天津甘栗の皮、鳥の骨、などなど、まだまだ未分解の物がたくさんあります。こういったものも、堆肥枠をたくさん並べて時間をかけて分解をすすめていけばいずれはきれいになくなるのでしょうが、広い庭も畑もない、限られた空間では堆肥枠3つがギリギリ。
そこで、ふるいの登場。ふるいにかけて、未分解の物はまたコンポスト1番に戻すのです。こうして、完成された堆肥のみ取り出すことができます。
では、写真を交えて作業の内容をご紹介します。
コンポスト3番の蓋をあけたところです。コンポスト1番の生々しさが一切ありません。茶色く土っぽいです。でも、枝やら骨やらたくさん見えます。
ふるい登場。ホームセンターでずいぶん前に買ったものです。ふるいの目の大きさははかってみたら6mm角でした。
このふるいを、ニトリで買った洗濯用のソフトバケツの上でふるっていきます。このソフトバケツは洗濯用に使ってたもので、ひびが入って水漏れするようになったので、庭用になりました。庭で使うとそのうち劣化するのですが、今のところこれが便利で使っています。中でふるいをふるうのにちょうどよい大きさなのです。
溝掃除用のスコップですくって、ふるいにかけていきます。
ふるいにかける前です。
ふるいにかけた後です。
20秒くらいゆすっていたでしょうか。
ゴロゴロしたものが残ります。
これらは、堆肥枠1番へぽいっと入れます。
この作業を繰り返し、バケツがふるいにかけた堆肥(コンポスト)でいっぱいになるころには、堆肥枠1番はこんな姿になります。
ちなみに同じ堆肥枠1番の昨日はこんな様相でした。
アメジストセージなどを剪定したものです。
このように、生ごみ、剪定ごみ、落ち葉、ペットのインコのかご敷いていたフン付き新聞紙、などなど多種多様な有機物を重ねてゆきます。
番外編
ふるいにかかったもので、堆肥枠1番に戻さないものたちです。
プラごみなどはよけてごみ収集に出します。小石はちょっと離れた砂利敷の通路に投げます。太めの枝などは足元にぽいぽい落とします。この枝がいい仕事してくれて、雨の後でも足元がぬかるみません。踏みつけることで自然と朽ちていきます。
足元の枝たち
プラのかけら(中央の水色のやつ)
化学繊維の糸
着なくなった服で、綿など天然素材の物は、小さく切ってウエスにします。台所で、フライパンやお皿の油、ガスコンロに飛び散った油などをふき取ります。油脂のついた布は驚くほどきれいに早く分解されます!で、縫い目の化学繊維の糸がこのように残ります。拾って、ごみ収集に出します。
鶏の骨
なかなか分解されませんが、何度も何度も堆肥枠1番に戻され続けると、次第に朽ちてきます。
コンポスト作りのおかげで、生ごみも剪定ごみも一切ごみ収集に出さなくなりました。当然ながら燃えるゴミの日のごみ袋の中はぜんぜん臭くありません。
そして、この出来上がった堆肥のおかげで、園芸のための土も肥料も買う必要がありません。ホクホク。(実のところ、まだコンポストの生産量が追い付かなくて、たまにプランター用に培養土を買うこともありますが、徐々にコンポストと庭の土と再生したプランターの土で回せるようになってきています。)
以上で~す。またお会いしましょう(^^)/